セミナーへのたくさんのご参加、ありがとうございました。当日の発表資料は、こちらから閲覧可能です。
フィンランドのメンタルヘルス・オンラインセミナー
期日:2021年2月10日(水)16時〜17時30分(日本時間)
配信方法:Zoomオンライン
主催者:フィンランドセンター、株式会社 アサヒトラベルインターナショナル、Mieli フィンランドメンタルヘルス協会
【プログラム】
16:00 オープニング
16:05 フィンランドセンター所長アンナ=マリア・ウィルヤネン
題目:「女性のためのウェルビーイング ~社会のためのウェルビーイング~」
16:35 質疑応答
16:45 Mieli フィンランドメンタルヘルス協会 プランナー、ボランティアワークコーディネート・マネジメント
マルヨ・ヌルミ
題目:「メンタルヘルスはすべての人のもの」
17:15 質疑応答
17:30 終了
Q&A
Q1: フィンランドでは皆さんでwell-bingについて話し合う習慣があるのでしょうか?
A1: はい、ウェルビーイングは学校、職場そして家庭など社会において様々なレベルで議論されています。参考までに、こちらにウェルビーイングを促進する特別プログラムリンクをご紹介します。
https://www.globaleducationparkfinland.fi/future-skills/wellbeing-at-school
http://www.ilo.org/wcmsp5/groups/public/@ed_emp/@ifp_skills/documents/publication/wcms_108222.pdf
Q2: アンナ=マリアさんのプレゼンテーションで「8・8・8」のバランスを上手に保つためのコツなどはありますか?私は、忙しい時などに睡眠やプライベートを削って仕事の8を増やすべきと考えてしまいます。
A2: 私たち人間は生きているので、休息なしに仕事をすることはできません。数時間の睡眠・昼寝をするだけでも私たちの認知能力に良い影響をもたらし、生産性を上げ、集中力を高めます。ワークライフバランスを達成するためには身体的な健康を維持することは大切で、健康であることは仕事のパフォーマンスを上げる他、日常生活全般においても必要なことです。
例えば、私は寝るべき時間が来たらアラームが鳴るようにしています。ただし、睡眠につく時には電子機器から離れ、寝る30分前には電子機器を触らないことにしています。睡眠と趣味の重要性に関する情報はこちら(https://academic.oup.com/sleep/article/37/7/1159/2709357)をご覧ください。
推薦図書
・Martin E.P. Seligman: Flourish: A Visionary New Understanding of Happiness and Well-Being
・Emma Seppälä: The Happiness Track. How to apply the science of happiness to accelerate your success
・Emily Esfahan Smith: The Power of Meaning
・Arianna Huffington: Thrive
・Michelle Obama: Becoming
・Deepak Chopra: The healing self
・HH Dalai Lama: The Art of Happiness