フランス・アウティオ氏はフィンランド、ヘルシンキ大学大学院博士課程で歴史・文化遺産の研究に取り組まれています。博士論文のテーマは日本の自動車デザインと1960~1970年代における未来予想と変遷です。日本の近代デザイン・建築、近代建築理論、未来史を専門分野に、「 Kaikki ja ei mitään: arkkitehdit Kaija + Heikki Siren (全と無: 建築家 カイヤ&へイッキ・シレン) (2020) 」の編集に携わる他、「 Ajattoman puuarkkitehtuuriperinteen äärellä Suomessa ja Japanissa (フィンランドと日本、時代を超えた木造建築の伝統)」と題した論文を出版されています。