2月からAlmost Perfectにてレジデンス活動をしているカティ・インモネンが個展「Play Forest」をAlmost Perfectにて開催。
2月25日〜3月2日「Play Forest」13:00~19:00
アーティストトーク 2月27日 18時~21時(レセプションあり)
言語:英語 入場無料、要申し込み:メール:info@finstitute.jp
会場「Almost Perfect」オールモストパーフェクト
東京都台東区小島2-3-2
“私は現代美術の有効な表現方法としての水彩画の再生と再導入に興味があります。簡単で「軽い」タッチを利用しながらも明確で動的な表現でインパクトを与えるように努めています。私の作品イメージとテーマは、軍事史、生態学的ジレンマ、そして自然の楽しみです。
Almost Perfectでの滞在期間中に制作する絵画は、自由で野生のオーガニックな性質とぶつかりながらも、統制と秩序に対する人間の必要性を描いています。 「Play Forest」と題された私の作品シリーズの出発点は、私の母国フィンランドでクリスマスの時期に売られていたフラワーバスケットでした。「Play Forest」はフィンランドの森の植物と日本の盆栽のアイデアを組み合わせた小さな水彩画です。このシリーズは子供の頃に過ごした夏のコテージでの遊びや、おもちゃのミニチュアの世界に由来します。それは森の恵みを使った、松やモミ、5月のユリや数種類のコケなどでそれらを山のように集め、小さな木の枝で森を作ったり、日本の庭園芸術や盆栽の伝統も、小さなものが大きくなり、大きなものが小さくなる世界に通じているように思います”
カティ・インモネン (1971年 フィンランド、ユヴァスキュラ生まれ)
1997年 トゥルクアートスクール 美術画学科卒業
フィンランド国内外で幅広く展覧会を行い、ヘルシンキコンテンポラリー、ミッケリ美術館、ロヴァニエミ美術館、Örö fortress (アイスランド)Saarijärvi museum 、Galerie Christian Roellin in St. Gallen(スイス). 彼女の作品はフィンランドの公共機関や Nordic Watercolour Museum(スウェーデン)で収蔵されており現在、ユヴァスキュラの病院で作品を制作しています。