
子ども向けワークショップ開催!
フィンランドセンターでは、「スウェーデン系フィンランド人文化ウィーク」の一環として、象の鼻テラス(横浜)で子供向けワークショップを開催します!
フィンランドからスウェーデン系フィンランド人の絵本作家アンニカ・サンデリンとイラストレーターのリンダ・ボンデスタムを迎え、彼らの絵本『キヌザルのわらいごえ』(Silkmonkey’s Laughter)を読み聞かせし、子どもたちの創造力や想像力を刺激するクラフトワークショップを開催します。参加対象年齢は7〜8歳で、ワークショップでは、紙でお花を作ります!自分で作った作品はお持ち帰りいただけます。
ご参加希望の方は事前にお申込み登録が必要となります。保護者の方のチケットは不要です。
📅 日程: 2025年11月3日(月)
📌 会場:象の鼻テラス (〒 231-0002 横浜市中区海岸通 1 丁目)
⏰ 時間: グループ1:13:00〜14:15|グループ2:14:15〜15:30
🌐 言語: 英語(日本語通訳付き)
🎟 参加費: 無料
リンダ・ボンデスタム(Linda Bondestam)
1977年生まれ、フィンランド出身イラストレーターで、国内外の多くの作家と共同制作を行っている。彼女の作品に共通するテーマは多様性と寛容さであり、温かみとユーモアを交えて描かれることが多い。平均的な存在とは異なるキャラクターたち、理解され愛されるに値する生き物たち、この世界をより興味深く魔法のような場所にしてくれる存在たちに声と形を与えることで、より理解と寛容に満ちた世界づくりに貢献したいと願っている。
絵の具、鉛筆、コラージュ、クレヨンといった多様な素材を使いながら、最終的にPhotoshopで作品を仕上げることで、制作過程を通じて遊び心を保っている。
リンダのカラフルで鮮やか、遊び心あふれるイラストは数々の賞にノミネートされ、2017年には『私たちだけが知っている動物たち』で北欧評議会文学賞を受賞。現在の慌ただしい社会の中で、子どもも大人も共に没頭できる本、人々が立ち止まり共に過ごす時間をもたらす本の創作に力を注いでいる。


アンニカ・サンデリン(Annika Sandelin)
数多くの文学賞を受賞しているフィンランドのスウェーデン語圏出身の児童文学作家。長年にわたり図書館司書として働いた後、さまざまなジャンルや年齢層向けに約20冊の著作を発表。その中には、若い読者に人気の「ヨーコの夜の本」シリーズや、子ども向けの詩集も含まれる。
イラストレーターのリンダ・ボンデスタムと共に5冊の絵本を制作しており、『Hej!(こんにちは!)』と『Silkesapans skratt(キヌザルのわらいごえ)』はアニメーション映画化されている。
また、執筆講座の講師や翻訳者としても活動し、演劇グループ「Teater Tapir(テアター・タピール)」の創設メンバーの一人でもあります。
ユーモアはアンニカの著作に欠かせない要素であり、常に様々な人や動物への共感を生み出すことを目指している。彼女は人間性に普遍的なものを浮き彫りにし、表面的には異なって見える登場人物たちの中に、読者が自分自身の一部を見出せるようにしたいと考えている。彼女のリズミカルな詩は、読む者の言葉への喜びと創作意欲をかき立てます。