「未来へのイノベーション: 高齢化社会における AI主導型デザイン」セミナー

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フィンランドセンター
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学術 - 「未来へのイノベーション: 高齢化社会における AI主導型デザイン」セミナー
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AIを活用したデザイン・イノベーションは、ヘルスケアデザインの分野をどのように発展させることができるのでしょうか?AIはどのような方法で、高齢化社会における住宅、公共スペース、都市部の機能性やアクセシビリティを向上させることができるのでしょうか?

フィンランドセンターでは、今年も毎年恒例の高齢社会セミナーを開催します。今回は、AIと革新的デザインの融合による高齢者支援環境づくりの可能性について、フィンランドと日本のデザイン、建築、テクノロジー、高齢化研究の研究者が議論します。

皆様のご参加をお待ちしております!

「未来へのイノベーション: 高齢化社会におけるAI主導型デザイン」セミナー
開催日時:2024年10月17日(木)
セミナー 
午後3時〜6:30時
ネットワーキング・レセプション 
午後6:30時〜7:30時(対面会場)
対面開催会場:
東京ミッドタウン・デザインハブ インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター
オンライン会場:
ZOOM
申込受付期間:
2024年10月17日(木)午後12時まで
参加料:
無料
セミナーでは日英の逐次通訳が付きます。

詳細及びお申込み:https://agingseminar2024.peatix.com/

登壇者:

アールト大学 健康・ウェルビーイング建築学 ラウラ・アルピアイネン建築学修士 教授

アールト大学 建築学科 イラ・ヴェルマ上級研究員 建築学博士

東北福祉大学 総合マネジメント学部産業マネジメント学科 大城泰造准教授

産業技術総合研究所 人間拡張研究センター 三輪洋靖主任研究員

プログラム :

午後3時 開会の言葉 フィンランドセンター所長 アンナ=マリア・ウィルヤネン博士
午後3:10時 「臨床美術とAI」 大城泰造准教授
午後3:55時 ラウラ・アルピアイネン建築学修士 教授
午後4:40時 コーヒー休憩
午後4:50時 三輪洋靖主任研究員
午後5:35時 イラ・ヴェルマ上級研究員 建築学博士
午後6:20時 閉会の言葉  アンナ=マリア・ウィルヤネン博士
午後6:30時 ネットワーキング・レセプション(対面会場)
午後7:30時 閉幕

イラ・ヴェルマ(建築学博士)は、アールト大学建築学部健康福祉建築研究グループの上級研究員として勤務。高齢者のための生活・介護環境、ユーザー中心設計、ユニヴァーサルデザインに関する国内外のさまざまな研究開発プロジェクトに長年携わってきた経験を持つ。国際的にネットワークを広げ、最近ではこれらのテーマに関する会議の議長も務めている: 建築研究ケアと健康に関する国際会議ARCH24、ユニヴァーサルデザインに関する国際会議UD2021。同学科では関連テーマの教育にも携わっている。2019年に博士論文『Housing Design for All in the context of ageing society』を出版。その他、報告書、論文、書籍など90の出版物がある。

ラウラ・アルピアイネンはヘルシンキのアールト大学で健康とウェルビーイングの建築を教える教授である。  建築家としての訓練を受けた彼女は、ヘルスケアのための建築を長期にわたって専門としてきたが、年々進化し、あらゆる建築環境が健康とウェルビーイングに及ぼす影響を考慮するようになった。  フィンランドでは、2年間MonIAプロジェクトのリーダーを務め、記憶力低下のための多様で共同的な生活ソリューションを統合的に研究した。
ラウラはフィンランドとカナダの二重国籍を持ち、特に多様性、統合的、包括的、全体的なソリューションのデザインと計画、気候変動の理解と緩和への取り組みに関心がある。建築環境がウェルビーイングをどのようにサポートできるかを博士課程で研究しており、私たちは皆、より良い明日を創造する役割を担っていると信じている。

大城泰造は、1999年より東北福祉大学感性福祉研究所の研究員として臨床美術の研究を進め、 高齢者、認知症高齢者、発達が気になる子ども、被災者等に対して臨床美術による実践研究をしてきた。2001年に東北福祉大学の助手となり、講師を経て現職。臨床美術協会、臨床美術学会の理事も兼任している。2006年よりラウレア応用科学大学との積極的な学術交流を通してフィンランド型臨床美術(エンカウンターアート)の発展と普及に従事している。

三輪洋靖.2004年3月早稲田大学大学院理工学研究科博士後期課程単位取得退学.同年9 月博士(工学).早稲田大学理工学部機械工学科・助手,早稲田大学先端科学・健康医療融合研究機構・客員研究助手を経て,2005年4月より産業技術総合研究所で勤務.現在,同人間拡張研究センター・主任研究員.これまでに,ヒューマンロボットインタラクション,人の心理モデル,ストレス計測,嚥下機能計測に関する研究などに従事.現在はサービス工学を専門とし,介護サービスにおける生産性向上と品質向上を目指し,サービスプロセスの計測・可視化やテクノロジー利用における受容性に関する研究を中心に活動.

東京ミッドタウン・デザインハブ インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター
〒107-6205東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F
https://www.designhub.jp/

協力:公益財団法人日本デザイン振興会