今日はフィンランドの国歌を作詞したことでも有名な国民的詩人ユーハン・ルードヴィーグ・ルーネベリ(1804 – 1877)の生誕を祝う「ルーネベリの日」です。
2月5日、フィンランド人は伝統的にルーネベリの妻 フレドリカ・ルーネベリ(1807~1879)が作ったと言われるお菓子ルーネベリ・タルトを食べます。フレドリカ自身もジャーナリスト兼作家で、女権拡張論者でもありました。
ルーネベリの作品:
『詩(Runot)』 – 処女作、1830年。
『大鹿の狩人(Hirvenhiihtäjät)』、1832年
『Toinen vihko』、1833年
『Hanna』、1836年
『クリスマスの夜(Nadeschda ja Jouluilta)』、1841年
『Kolmas vihko』、1843年
『フィヤーラル王(Kuningas Fjalar)』、1844年
『ストール旗手物語(Vänrikki Stoolin tarinat)』 – 第一部、1848年
『ストール旗手物語(Vänrikki Stoolin tarinat)』 – 第二部、1860年
『Salamiin kuninkaat』、1863年
材料:
無塩バター 125g
ベーキングパウダー ティースプーン1杯
小麦粉 1dl(100ml)
砕いたアーモンド 50g
1.5 dl(100ml)
砕いたジンジャーブレッド 1.5 dl(100ml)
カルダモンパウダー ティースプーン1杯
卵 1個
砂糖 1 dl(100ml)
クリーム 1 dl(100ml)
ビターアーモンドオイル
ラズベリージャム
パンチまたはアーモンドリキュール
アイシング砂糖 1 dl(100ml)
水 ティースプーン1杯
作り方:
オーブンを125度に温めてください。バターを溶かさずに柔らかくしてください。ベーキングパウダー、小麦粉、砕いたアーモンド、パン粉、砕いたジンジャーブレッドとカルダモンを混ぜ合わせてください。溶き卵と砂糖を一緒に泡だて、クリーム、溶かしバターと粉類と混ぜ合わせてください。最後に、ビターアーモンドオイルを2滴垂らしてください。
できあがった生地をシリコンか紙の容器に入れ、真ん中にラズベリージャムを入れてください。ジャムの上に、容器の半分よりちょっと上ぐらいまで生地を追加してください。
オーブンに入れて、最初の数分間は125度で、その後は200度まで上げて20分ほどかけ、タルトが美しい茶色になるまで焼き上げてください。
焼き上がったタルトが冷めたら容器から取り出してください(紙容器はそのままにしておいても大丈夫です)。タルトにパンチかアーモンドリキュールを加え、しっとりさせてください。(小さなお子様がいらっしゃるご家庭には、砂糖水を代用してください。)アイシング砂糖に水を一滴加えてアイシングを作り、タルトに輪を描いてトッピングしてください。輪の内側にはラズベリージャムを塗ってください。
コーヒーまたはパンチと一緒にお召し上がりください。