Schools on the Move(スクール・オンザ・ムーブ)は、学校における身体活動を促進することを目的とした研究に基づくプログラムです。本プログラムは、2010年にフィンランドで始まり、当初のパイロット校(45校)は、今やフィンランドの小中学校における90%以上を占めるほどにまでに発展しました。
ここ10年間の間、フィンランドにおいて身体活動の重要性に関する認識が高まってきています。フィンランドの90%を超える義務教育の学校にてSchools on the Move(スクール・オンザ・ムーブ)が導入されています。結果として、学校文化がより身体的に活動的なものになりました。例えば、学校の敷地やアクティビティの計画においても効果がみられ、何かしらの動きのある活動が授業に加えられ、あまり活動的でない生徒にも目を配ることができるようになりました。
本プログラムの目的は、様々な観点で学校の文化をよりアクティブなものにし、児童の身体的活動を増やすことにあります。研究と調査、そしてプログラム実施によるモニタリング測定をしながら、学校中心のボトムアップを図っていくことに貢献することができます。また、広域的な協力ネットワークも本プログラムの成功の中心にあります。
Schools on the Move(スクール・オンザ・ムーブ)プログラムの戦略的運営における責任は、フィンランドの教育文化省およびフィンランド国家教育委員会にあります。プログラムは、 LIKES 身体活動健康研究センターによって提供されています。
フィンランドセンターは、 フィンランドのLIKES 身体活動健康研究センターとともに、日本におけるパイロットプロジェクトに参画しています。
こちらでスクール・オンザ・ムーブプログラムに関する動画(日本語字幕つき)をご覧いただけます。

- 教師向けのオンライン研修
- 2〜4週間にわたる各校の課題解決トピックに応じた体験
- 週1回のオンライン振り返り及び相談
- プロジェクト中におけるフィンランドセンターによる日本語でのサポート
- パイロットの結果調査
- パイロット校としての参加費無料
- 各校5個のバランスボール無料進呈
ご興味をお持ちの皆様は、 info@finstitute.jp までお問い合わせください。